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健康は「内臓さん」で決まる
著者:伊藤 裕
ISBN978-4-7631-3240-6 C0030
四六判並製 本文220ページ
2012年9月25日初版発行
現在、お取り扱いできない商品です。
「臓器の時間」の流れを変えるだけで、
若さはいつまでもキープできる!
何気ない質問のようですが、じつは医学的にみると非常に奥深く、複雑な問題です。というのも、この質問の答えさえ分かれば、それは同時に、病気にならないための最も効果的な「健康法」も分かる、ということを意味しているからです。
この疑問に、最新の医学の知見から答えを見出したのが慶應義塾大学医学部教授の伊藤裕先生です。
病気とは「臓器の時間」が尽きたとき、体に一気に表れるものだといいます。つまり「臓器の時間」こそ、私たちの健康を脅かす最も重要な要因だとわかったのです。
内臓には心臓や肺、肝臓や腎臓など、さまざまな臓器があります。「臓器の時間」とは、それぞれの臓器に与えられた「寿命」ともいえますが、この中のひとつでも「臓器の時間」を使い切り、寿命を迎えてしまった瞬間、その臓器の機能が一気に低下し、それが病気として私たちの健康をむしばむというわけです。
ただしこれは、決して恐れるべきことではありません。むしろ、「臓器の時間」がゆっくりと流れる生活を送りさえすれば、病気にならないという「福音」なのです。その証拠に、誰でも簡単に実践できるような生活習慣を送るだけで、健康はもちろん美容にも、ダイエットにも効果が表れます。まさに最強の健康法! まずはお手軽な「10か条」からチャレンジしてみてはいかがでしょう。「一生モノ」の健康習慣を手に入れてほしいと思います。
目次より
第1条 ゆっくり食べると腸の時間は遅くなる
第2条 夜のコンビニは決して利用しない
第3条 小腹対策をしない
第4条 「空腹感」と「低酸素感」を与える
第5条 夜の運動よりも、朝の運動を心がける
第6条 「赤ちゃんの生き方」を実践する
第7条 まじめな人をやめてみる
第8条 「3の倍数」で人づきあいを始める
第9条 できるだけ大きな妄想をめぐらす
第10条 いい思い出しか入れない「マイアルバム」をつくる
著者紹介
京都市生まれ。1983年京都大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科博士課程修了。米国ハーバード大学、スタンフォード大学医学部にて博士研究員。京都大学医学部助教授を経て2006年から現職。専門は高血圧、糖尿病血管合併症、再生医学、抗加齢医学など多岐にわたり、まさに内臓のプロフェッショナル。特に最近では、メタボと生活習慣病、心臓病、腎臓病、脳卒中の関連を明らかにした「メタボリックドミノ」を世界で初めて提唱し、大きな反響を巻き起こした。メタボへの早期対策の重要性、そしてメタボ検診を広く普及させ、多くの人の生活習慣病の軽減に貢献した「メタボリックドミノ研究」の第一人者。これまで診察してきた患者は1万人を超え、研究分野でも高峰譲吉研究奨励賞など受賞多数。著書に『臓器は若返る』(朝日新聞出版)などがある。
担当編集者より一言
ちょうど伊藤先生から原稿を受け取った直後でした。ある日、一気に体調が悪くなり、病院で検査をしたところ、そのまま入院することになったのです。入院中、会社の上司に「何かしてほしいことはあるか?」と聞かれ、自然と口に出たのが「伊藤先生の原稿だけでいいので、持ってきてくれませんか」という言葉でした。入院しても、この原稿だけは速く完成させたく、また一人の読者としてとても楽しみな原稿だったのです。
伊藤先生は慶應義塾大学医学部で数多くの患者と接してきた、「メタボリックドミノ研究」の第一人者。世界で認められた最も信頼のおける、まさに現代の「内臓先生」です。先生の金言の数々が、随所に散りばめられています。
そんな丹精込めた一冊が、ようやく形になり、みなさんにお届けできることになりました。そのことが本当にうれしく、またたくさんの人にぜひとも読んでほしいと思います。
読者さまの声
両親ともにガンで亡くしたばかりの私には、どれもうなずける内容でズシンときました。まずタイトルでドキッとさせられ、引き込まれるように真剣に拝見しました。これからの残された私たちの大きな指針になる貴重な著書です。(大阪府・主婦・43歳)
非常にわかりやすく、しかも説得力があり、読んだ後に記憶に残ることが随所に書かれてありました。内臓一つ一つに寿命があるということをこの本と出合って初めてわからせてもらいました。実に良い本なので、友人達に知らせて購入を勧めています。(岩手県・男性・77歳)
新聞広告を見て興味をひかれ買いました。「臓器の時間」の流れ方という言葉が強く心に残りました。2/3以上過ごしてきてしまった人生ですが、「不健康が連鎖する」ことのないように、内臓のタイムマネジメント10ヵ条を守って健康を大切にして生きていこうと思いました。(東京都・会社員・女性・56歳)
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