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書籍の詳細

免疫力をあなどるな!

著者:矢﨑雄一郎

定価:1,540円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3386-1 C0030
四六判並製 本文199ページ
2014年9月20日初版発行
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6万部突破のベストセラー

手遅れになる前に、身体の免疫力を上げなさい――。
免疫のプロフェッショナルによる、「細胞レベル」で健康になる方法!

残念なことに、
健康になりたいと願っている人ほど、
身体にとって一番大切なものを見過ごしています。
 
一度はその「大切なもの」を耳にしたことがあるはずなのに、
それを重視せず、ほかの健康法を試してはうまくいかない……
そんな人がたくさんいます。
 
大切なものとは何か?
――それは「免疫力」です。
 
私たちが健康を維持し、さらに高めていく上で最も重要な要素は、
「免疫力」にほかなりません。
医療に携わる人、特にがんに携わる人であれば、
ほとんどの人が免疫力の重要性を口にするだろうと、著者の矢﨑氏は言います。
 
 
免疫力とは、
「健康を維持し、促進させるため」に
私たちの身体が「もともと備えている機能」です。
 
細菌やウイルスなどの「外敵」から身を守るだけでなく、
毎日体内に生じる5000個のがん細胞を排除する役割も担っています。
もし免疫力が働かなければ、
私たちはたちまち風邪を引き、
恐ろしいほどのスピードでがんは進行していくことでしょう。
私たちが健康でいられるのは、まさに、免疫力のおかげなのです。
 
では、どうやって免疫力を高めればいいのか?
 
その答えが本書のキーワードである『「ボス細胞」の活性化』です。
正式には樹状細胞と呼ばれるこの細胞が、
免疫細胞をまとめあげ、「免疫力」を決定づけていることが、
最新の研究でわかってきました。
 
ボス細胞を活性化する方法は非常に簡単でシンプルです。
「食」メイン、「運動」サブの生活を送ること――。
たったそれだけで健康になるのです。
 
具体的には納豆やキムチ、ヨーグルトなどの、
発酵食品を加えるなど、
「ボス細胞を活性化する食事」をちょっと取り入れるだけで、
身体は丈夫になり、健康になるのです。
 
身体の細胞は100日ですべて生まれ変わりますが、
ジャンクフードなど「間違った食事」を毎日続けている人は、
100日後には、「間違った食事」だけで構成された
「弱い細胞」だけの身体になります。
 
そんな身体にならないよう、
「ボス細胞を活性化する食事」だけでも取り入れてほしい、
そんな矢﨑氏の思いが、随所に込められたのが本書です。
 
これまで数多くのがん患者を救ってきた、
免疫のプロフェッショナルの矢﨑氏だからこそ語れる、
「細胞レベル」で強くなる健康法!
ぜひご活用ください。

目次より

○私たちは生まれつき、「身体を守る機能」を持っている
○花粉症は「花粉の量」では発症しない
○味噌汁を飲んでいる人ほど元気になる
○水分補給は必ず「のどが渇く前」にやりなさい
○「ボス細胞」はトレーニングできるし、薬にもなる!
○一日に一回と二回では、歯磨きの効果は段違い
○「トイレ」と「あくび」は絶対に我慢してはいけない
○朝食は免疫バランスを整える「最強ツール」である
○お風呂あがりのアイスはNG、ヨーグルトはOK
○野菜は香りが強いものを「皮ごと食べる」がベスト
○最高の健康食は「納豆キムチ」
○「野菜:肉」は「2:1」のバランスで食べなさい
○疲労回復のための肉は、「鶏肉」を選べ
○運動はやればやるほど効果はない
○燃焼が「はじまった」タイミングで運動はやめなさい
○健康になれば人生は120パーセント楽しくなる

著者紹介

医師。テラ株式会社代表取締役。
1972年、長野県生まれ。1996年に東海大学附属病院に外科医として勤めるも、「救えない命もある。そんな医療の限界をバイオテクノロジーで変えたい」と職を辞める。2003年、東京大学医科学研究所細胞プロセッシング寄付研究部門に研究員として勤務した後、2004年にテラ株式会社を設立。医師としての経験を生かし、免疫治療を行う全国の医師や研究者とともに研究会を発足させて、がん治療の発展に取り組んでいる。
特に樹状細胞ワクチン「バクセル」をはじめとしたがん免疫細胞治療の研究開発で注目を浴び、同分野のトップランナーとして、国内医療機関設備導入実績No.1、国内治療実績No.1、世界のがん抗原ランキングNo.1など輝かしい成果のもと、医師によるバイオベンチャーとしては、きわめて異例の早さでのJASDAQ上場を果たす。
「未来の医療」といわれる個別化医療、先制医療の実現をめざして奮闘する一方、「医療を創る」を合言葉にメディアにも多数出演し、活躍している。

担当編集者より一言

「本物の健康法に出会えた!」
矢﨑先生のお話をうかがったとき、そう確信しました。なぜなら本書に書かれた健康法は、私が初めて触れた「細胞レベル」で身体を強くする健康法だったからです。加えて、免疫力がいかに重要かを、とことん教えてくれました。これまでも健康本に携わり、多くの先生方と接してきましたが、免疫力をそれほど重要だと考えることはありませんでした。免疫力の重要性、大切さを「あなどって」いたのです。免疫力は「ボス細胞」の活性化で高まります。ボス細胞を活性化する食事だけでも、読む価値のある一冊、ぜひチェックしてみてください。

読者さまの声

日頃の食生活や運動に少し気を配るだけで、免疫力がアップし健康体に近づく。参考になった。(兵庫県・会社員・男性・58歳)

野菜はほとんど自分で作っています。いかに食が大切かよくわかりました。娘にも本をあげようと思います。一人でも多くの方に教えてあげたい。今まで以上に野菜作りに励んで、安心な食事に気を付けたいと思いました。(岐阜県・主婦・62歳)

免疫細胞を軍隊にたとえた説明はユニークでわかりやすい。「納豆キムチ」は大いに気に入り、毎日続けています。(福岡県・主婦・71歳)

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