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ナースは今日も眠れない!
著者:田中ひろみ
ISBN978-4-7631-3637-4 C0037
A5判並製 本文207ページ
2017年8月5日初版発行
現在、お取り扱いできない商品です。
累計56万部のベストセラー作家による、
「病院のリアル」をとことん忠実に、かつコミカルに描いた話題作!
知っておくと、「病院」への不安がなくなります。
→好かれる患者・嫌われる患者/入院前・手術前に知っておきたいこと/
こんな先生に受け持たれて後悔しないために! など。
ナースというと「白衣の天使」などと言いますが、
実態はそんなに「きれい」なものではありません。
看護学校は厳しく、実習現場は毎日、大事件の連続!
でも、実習が終わったらそれ以上の「地獄」が待っていました。
大阪の看護学校を卒業し、東京の病院へ就職。
配属されたところは「魔の病棟」と恐れられていた消化器内科でした。
そして悪魔のような教育係・山田主任のもと、
新人ナースとしての日々がスタートしたのです。
震える手で患者に注射をして、ミスして怒られる。
点滴の速度を間違えて問題になり、叱られる。
日々叱られながら、
泣き叫ぶ患者と奮闘したり、
目の前で「血の噴水」を目撃したり、
たくさんの死と向かい合ったりと、
生死の現場を体験していきます。
(ときには不思議現象も!?)
その横で医師は製薬会社と●●の関係で……。
夜勤明けで疲れ果てて相部屋の寮に帰ると、
先輩がテレビを見ていて眠れない。
夜勤もナースコールの連続で眠れない!
でも、でも……、
やっぱり命を預かる看護師の仕事は、とてもすばらしい。
そんな看護師の超リアルで、まったくオブラートに包み込まない、
肉薄ぶっちゃけ、心温まるコミックエッセイです。
目次より
★ドキドキの注射実習
★地獄のベッドメイキング
★ハードな心肺蘇生
★実験動物の犬
★あからさまな明暗
★手術室のアイメイク
★精神科の患者と医者
★導尿の穴違い
★乳がんの手術は恐ろしい
★小児科で大人とは、を学ぶ
PART2 優しいだけじゃ、白衣の天使はつとまらない
★バカコンビとなる進藤
★患者さんの前で言わなくても……
★先輩とは相性最悪!
★なぜか下着が盗まれる
★未知のウィルスがいっぱい
★ナースは家来じゃない
★「受け持たれる」悲劇
★陰部の剃毛
★白衣はスケスケ
★製薬会社の営業マン
★ナースの夜遊び
★ドクターはナースとは結婚しない?
★目の前で「血の噴水」
PART3 今日もあなたの命を預かって
★同期が次から次へといなくなる
★身近すぎる死
★病理解剖とエンゼルケア
★無人部屋からのナースコール
★大好きな患者さん
★大嫌いな患者さん
★大部屋でうんち
★入院生活も金次第
PART4 ナースはやっぱりすばらしい
★ついに辞めることに
★ナースを辞めて
★病気になって患者の気持ちを知る
著者紹介
担当編集者より一言
手術をするために入院したことがあります。
術後は患部の痛みが激しく、
結局1か月ほど入院することになったのですが、
そのときは本当に看護師さんにお世話になりました。
つらくて苦しくて、自分ではもうどうしようもないときに、
自分を支えてくださった看護師さんは
本当に「天使」のように見えたものです。
でも、看護師さんは日替わりで担当が変わり、
人によって性格も違えば、対応も変わります。
それによって思うところもいくつかありました……。
そんな看護師さんの裏側や、病院の裏側を、
当事者である看護師さんが語ってくれたら、
ものすごく興味深いものになるんじゃないかな、
そう思ったのが本書誕生のきっかけです。
実際に著者の田中さんに話を聞くと、
そこには「命の現場」ならではの奮闘や、
人間模様がたくさんありました。
本書もそういったところに注目して読んでいただけたらと思います。
病院とは誰もが必ずお世話になる場所です。
時折含まれているお役立ち情報も、きっとあなたの助けになるでしょう。
読者さまの声
イラストがかわいく、短編マンガなのでとても読みやすかった。待ち時間や空き時間でスラスラ読めた。同業としての「わかるー!」が面白く書いてあった。(北海道・看護師・女性・40歳)
私は今年受験生です。幼いころからナースになるのが夢ですが、どの道をえらぶのが最も良いのか定まっていません。そこでこの本を買わせていただきました。ナースになるまでの様子や、ナース生活をとてもかわいいイラストで描かれてあり、とても可愛かったので見入ってしまいました。病院には個性的なナースやお医者さん、つらいことを共有し合える同期の人たち、そして患者さん、たくさんの人とつながりあっているのがわかりました。「はじめに」と「おわりに」という所の文が、すごく心に染みました。ステキな本をありがとうございました。これからも応援しています!(広島県・中学生・女性・15歳)
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