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迷いが消える禅のひとこと
著者:細川晋輔
ISBN978-4-7631-3709-8 C0030
四六判並製 本文250ページ
2018年11月15日初版発行
現在、お取り扱いできない商品です。
いま注目の禅僧が厳選し、絵と文で綴った52の「禅語」。
読むほどに心が解き放たれる、人生の知恵。
こころの余裕を失ってはいませんか?
現状に不満を抱いたり、
他人のことが気になってたまらなくなったりしていませんか?
そんなときは少し立ち止まって、「禅のひとこと」とともに、
自分のこころを見つめ直してみましょう。
「一期一会(いちごいちえ)」
「天上天下唯我独尊(てんじょう てんげ ゆいがどくそん)」
「啐啄同時(そったくどうじ)」
「忘筌(ぼうせん)」
「上善若水(じょうぜんは みずのごとし)」
「日々是好日(にちにち これこうじつ)」
「看脚下(かんきゃっか)」
「把手共行(てをとって ともにいく)」……
「禅の教え」を伝えるために使うこのような言葉を「禅語」といいます。
それは、ひとが前向きに生きていくための知恵。
東京・世田谷にある「龍雲寺」の住職で、禅僧である著者が、
あまたある禅語の中から52の言葉を厳選し、文と絵で綴ります。
ひとの一生に「春」「夏」「秋」「冬」があるように、
禅語も「春」「夏」「秋」「冬」の4つの章で紹介します。
いまのあなたのこころに響く言葉は、なんでしょうか。
本書で紹介される「52の禅語」のひとことは、
きっとあなたのこころに寄り添い、
人生の支えとなる「杖言葉」となってくれるでしょう。
【目次より】
- 不立文字 教外別伝/こころからこころへ 伝わるものを大切に
- 一期一会/目の前のことこそ おろそかにしない
- 天上天下唯我独尊/この世に存在する すべてのものが尊い
- 啐啄同時/出会いに「偶然」はない 出会いはすべて「必然」
- 忘筌/目的と手段を間違えてはいけない
- 上善若水/水が流れるように、とどまることなく生きる
- 廓然無聖/何ものにも、とらわれない
- 日々是好日/悪日も、また好日
- 看脚下/困ったときには、まず自分の足元を見よ
- 把手共行/ひとは、ひとりで 生きているのではない ほか
●本書「おわりに」より抜粋
私は、坐禅は「こころのゴミ捨て場」だと思っています。
この本も、「こころのゴミ」を捨てるためにあります。
長い人生の中でこころの中に蓄積してしまった汚れを拭き取り、捨て去り、
見失いかけていた「自分」をもう一度見つめ直すために、
今後も折に触れてこの本を開き直していただければと思います。
そして日常生活の中で、
「あたりまえだと思っていたことのありがたさ」に素直に気づけたとき、
私たちは生まれながらにして持っている「しあわせなこころ」に
たどりつくことができるのです。
禅の教えはすべて、そのための「みちしるべ」なのです。
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天上天下唯我独尊 -
啐啄同時
著者紹介
1979(昭和54)年、東京生まれ。佛教大学卒業後、京都にある臨済宗妙心寺の専門道場にて9年間の修行生活をおくる。2013年より現職。祖父は名僧・松原泰道。NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の禅宗指導を務める。著書に『人生に信念はいらない 考える禅入門』(新潮新書)がある。
担当編集者より一言
読者さまの声
何か心に不安が多くなっていた時に本屋さんでたまたま見つけました。実際に読んでみると、すごく読みやすく「このままでいいのかもしれない」と気持ちが軽くなりました。勝手に難しいと思っていた“禅”の世界が身近に感じられてとても良かったです。(福井県・会社員・女性・26歳)
1つひとつの言葉が心に残り、今後の人生に生かしていきたいと思った。仏教用語を学ぶことができた。(長野県・高校生・男子・17歳)
禅語の本はこれまでも読んできましたが、この本は絵がすごく良く、絵と語がマッチし、ホッコリしながら読めました。解説もわかりやすく、他の本は疲れて途中で読まなくなっていましたが、この本は一気読みできました。(神奈川県・主婦・52歳)
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