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書籍の詳細

いちばん大事な生き方は、伊勢神宮が教えてくれる

著者:吉川竜実

定価:1,650円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3845-3 C0030
四六判並製 本文216ページ
2020年11月10日初版発行
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伊勢神宮に仕えて30年の神官が〝今〟こそ伝えたい、
日本人が大事にしてきた「神道的生き方」。

2千年にも渡り日本人の信仰の中心であり続ける伊勢神宮。そこには、日本人ならではの文化、暮らし、そして「生き方」の源流がある。
 
本書は、伊勢神宮に奉職30年の現役神官が、神道の本質をひもときながら、そこに息づいている独特の世界観、宇宙観、人間観を探る。
 
「神道的生き方」にこそ、今と未来を生き抜くヒントがあふれている。

目次より

◎  神道の知恵は日本人の暮らしに根ざしてきた
◎  日本人は無宗教でなくあらゆる信仰を受け入れる
◎  参拝はおばあちゃんに会いに行く感覚でいい
◎  神道の基本は、罪や穢れを祓い清めることにある
◎  人は誰でもそのままでパーフェクトな存在
◎  神さまからの直感を受け取るための心得とは
◎  私たちの世界と神々の世界とは相通じている
◎  今どう生きるかが未来のすべてを創っていく
◎  あたりまえの日々を大事にするのが「神道的生き方」

著者紹介

昭和39(1964)年大阪府生まれ。皇學館大学大学院博士前期課程修了後、平成元(1989)年、伊勢神宮に奉職。神宮禰宜、博士(文学)。
平成2(1990)年、即位礼および大嘗祭後の天皇(現上皇)陛下神宮御親謁の儀、平成5(1993)年第61回式年遷宮、平成25(2013)年第62回式年遷宮、平成31(2019)年、御退位につき天皇(現上皇)陛下神宮御親謁の儀、令和元(2019)年、即位礼及び大嘗祭後の天皇(今上)陛下神宮御親謁の儀に奉仕。
神宮徴古館・農業館館長、式年遷宮記念せんぐう館館長、教学課主任研究員。平成11(1999)年第1回・平成28(2016)年第3回神宮大宮司学術奨励賞、平成29(2017)年、神道文化賞受賞。

担当編集者より一言

ある著者の方からのご紹介でお会いした吉川竜実さんは、神官らしい物腰のおだやかさ、鍛錬によって磨かれた心の清らかさを感じる方であったが、その話を伺うと、神道だけにとどまらず、文化論、文明論から、精神論に至るまで尽きることなく、広い知見と深い洞察に驚かされるばかりだった。そうした方が30年にわたり伊勢神宮にお仕えされ、培った知恵を一冊にぎゅっと盛り込んだのだから、おもしろい本にならないわけがない。本書には、知られざる伊勢神宮の素顔とともに、これからあるべき人の生き方があざやかに描かれている。
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