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書籍の詳細

さよならも言えないうちに

著者:川口俊和

定価:1,540円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-3937-5 C0093
四六判並製 本文275ページ
2021年9月20日初版発行
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シリーズ130万部『コーヒーが冷めないうちに』
第4巻がついに発売。今作も、4回泣けます。

本屋大賞ノミネート、
有村架純主演で映画化もされた
『コーヒーが冷めないうちに』。
ついに、3年ぶりのシリーズ新刊が発売です。
 
「最後」があるとわかっていたのに、
なぜそれが「あの日」だと思えなかったんだろう——。
 
家族に、愛犬に、恋人に会うために
過去に戻れる不思議な喫茶店
フニクリフニクラを訪れた
4人の男女の物語。
 
 
とある町の
とある喫茶店の
とある座席には不思議な都市伝説があった
その席に座るとその席に座っている間だけ
望んだ通りの「時間」に移動ができるという
 
ただし、そこにはめんどくさい……
非常にめんどくさいルールがあった
 
1.過去に戻っても、この喫茶店を訪れたことのない者には会うことができない
2.過去に戻ってどんな努力をしても現実は変わらない
3.その席には常に白いワンピースを着た女が座っている
4.その席に座れるのはその女が席を立った時だけ
5.過去に戻っても、席を立って移動はできない
制限時間はカップにコーヒーを注いでから、
そのコーヒーが冷めるまでの間だけ
 
めんどくさいルールはこれだけではない
それにもかかわらず、今日も都市伝説の噂を聞いた客がこの喫茶店を訪れる
 
喫茶店の名前は、フニクリフニクラ
 
この物語は、そんな不思議な喫茶店で起こった心温まる四つの奇跡
 
第1話 大事なことを伝えていなかった夫の話
第2話 愛犬にさよならが言えなかった女の話
第3話 プロポーズの返事ができなかった女の話
第4話 父を追い返してしまった娘の話
 
あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか?

著者紹介

大阪府茨木市出身。1971年生まれ。小説家・脚本家・演出家。舞台『コーヒーが冷めないうちに』第10回杉並演劇祭大賞受賞。同作小説は、本屋大賞2017にノミネートされ、2018年に映画化。川口プロヂュース代表として、舞台、YouTubeで活躍中。47都道府県で舞台『コーヒーが冷めないうちに』を上演するのが目下の夢。趣味は筋トレと旅行、温泉。モットーは「自分らしく生きる」。

担当編集者より一言

ついに…ついに…『コーヒーが冷めないうちに』シリーズの新刊が発売となりました。著者の川口先生にとって、三年ぶりの新刊となります。この発売までの間、先生も悩みに悩んで、そしてその悩みを乗り越えて、この一作を書き上げてくださいました。以前と変わらないすばらしいところは、人の気持ちに丁寧に寄り添い、「そういうこと、あるよね」と思わせてくれるところ。そして、変わったところは、心理描写がよりこまかくなったところ。そして、喫茶店の中というまったく変わらない舞台にもかかわらず、いろいろなチャレンジを組み込んでくださったところです。ぜひお読みいただきたい、大好きな一冊になりました。

読者さまの声

電車の広告を見て購入。“犬にさよならも言えない”に目がとまり、読みたいと思ったのが購入の決め手でした。昨年、愛猫を亡くし、リンクしながら読みましたが、涙がとまりませんでした。どの話しも涙ながしながら、どの話しも良く、感動しました。前作を知らなかったので、読みたいと思っています。映画も本をきっかけに見ました。(神奈川県・会社員・女性・51歳)

年とともに長編の作品は読むのが大変になってきていて、この長さは私にもすぐ読めます。読んだ後は心がさわやかになり、ホッとしてしまいました。悲しいお話なのに、なぜか嬉しくなりました。(北海道・主婦・65歳)

『コーヒーが冷めないうちに』続編をすべて読みました。先が気になり、一気に読みました。後悔しないように一生懸命生きないといけないと思いました。(東京都・会社員・女性・42歳)

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