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すらすら読める新訳　フランクリン自伝

著者：ベンジャミン・フランクリン /
解説：楠木　建 /
訳者：芝　瑞紀

定価：1,760円（10％税込）
ISBN978-4-7631-4061-6 C0030
Ｂ６変型判並製　本文422ページ
2023年6月15日初版発行

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楠木建（一橋ビジネススクール特任教授・経営学者）絶賛！
「大きな仕事を成し遂げるのはどんな人物か？
本書はこの問いへのほとんど完璧な回答を与えている」
全米２００年超ロングセラー！　自己啓発の原点。

難問への解決の糸口は古典にある。
アメリカ建国の父として名高いベンジャミン・フランクリンの自伝。自己啓発書の原点とされ２００年以上も読み継がれるロングセラー。彼は独立宣言の起草を行い、アメリカ初の公共図書館の設立、ペンシルべニア大学の前身の創設を行った。また、凧を使って雷が電気であることを証明したり、新型ストーブ、遠近両用メガネなどを発明したりするなど、政治家、外交官、作家、物理学者、気象学者、発明家としてさまざまな分野で大きな功績を残した。その功績が称えられアメリカの１００ドル紙幣にその肖像画が描かれている。ベンジャミン・フランクリンの生き方を通して成功法則が読み取れる一冊。

目次より

第１章　わが先祖について／ボストンでの少年時代
第２章　印刷工として歩み出す
第３章　フィラデルフィアに入る
第４章　ボストンへの最初の帰郷
第５章　フィラデルフィアでの最初の友人たち
第６章　初めてのロンドン訪問
第７章　フィラデルフィアで開業する
第８章　事業での成功と初めての公共事業
第９章　道徳的に完璧な人間になるための計画
第１０章　『貧しいリチャードの暦』とその他の活躍
第１１章　公共事業への関心
第１２章　フィラデルフィアの防衛
第１３章　公共事業と任務（１７４９〜１７５３）
第１４章　植民地連合の構想
第１５章　領主との衝突
第１６章　ブラドック将軍の遠征
第１７章　国境の防衛
第１８章　科学実験の功績
第１９章　ペンシルベニア代表としてロンドンへ

著者紹介

ベンジャミン・フランクリン（Benjamin Franklin）

アメリカの政治家、著述家、科学者。貧しい家庭に生まれながら印刷業、新聞の発行などで成功をおさめ、政界に進出。アメリカ独立宣言の起草委員として活躍するなどアメリカ建国の父と呼ばれる。科学者としてもすぐれており、雷が電気であることを凧による実験で証明した。道徳的に生きることを目指し「１３の徳目」を考えだし自ら実践した。

解説紹介

楠木　建（くすのき・けん）

経営学者。一橋ビジネススクール特任教授。専攻は競争戦略。主な著書に『ストーリーとしての競争戦略：優れた戦略の条件』（東洋経済新報社）、『絶対悲観主義』（講談社）などがある。

訳者紹介

芝　瑞紀（しば・みずき）

英語翻訳者。青山学院大学総合文化政策学部卒。訳書に『ある特別な患者』（サンマーク出版）、『シャンパンの歴史』（原書房）、『アメリカが見た山本五十六』 (共訳、原書房)、『約束の地』（共訳、集英社）などがある。

担当編集者より一言

格言「時は金なり」はこのベンジャミン・フランクリンの言葉だそうです。あらゆる分野でものすごい実績を上げた人の自伝です。一橋大学の楠木先生がおっしゃるように「驚異的オールラウンダー」。日本の偉人で言えば渋沢栄一と重なってきます。
ではどうしてそのように活躍できたのか？　どうすれば活躍できるようになるのか？　本書にはそのヒントがちりばめられています。一回読んだだけではすべてを読み取るのは難しいかもしれません。逆に、何度読んでも新しい発見がある本です。
ちなみに同じフランクリンでも第３２代アメリカ合衆国大統領フランクリン・ルーズベルトの自伝ではありませんので念のため。