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書籍の詳細

100年食べられる胃

著者:比企直樹

定価:1,540円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-4187-3 C0075
A5判並製 本文192ページ
2025年3月10日初版発行
在庫あり
2025.1.31.でホームページからの書籍の販売を終了いたしました。
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「生きる」ことは「食べる」ことです。
「生きる力」を高める、一生しっかり食べるための「胃」の話を、
胃がんトップ外科医が教えてくれました。

みなさんは、ご自分の「胃」のことをどのくらいご存じですか?
普段は暴飲暴食で無頓着、年に1回の健康診断で、ときどき思い出す……
くらいでしょうか?
 
胃には、食物を消化し、全身に栄養成分を送る役目だけでなく、
「食欲」そのものも司ることが、近年あきらかになりました。
消化の第1ステップにして、「食欲」を司る、
人体一の多機能臓器といえる「胃」。
その「胃」の外科手術で国内トップの腕を誇ると言われる比企直樹医師は、
手術において、胃の「ある部分」を残すことが、
手術後の健康と食欲を守ることを明らかにし、
その新しい手術方法を開発した医師。
3000をゆうに超える胃を見て、触れて、
誰よりも胃の真価とケアの大切さを知る医師が、
人生100年時代を健やかに生きるための、
胃とのつきあい方を教えてくれました。
 
胃そのもののことはもちろん、
病気のときの食べ方や、「筋力」を保つ方法もお伝えしています。
一生「食べられる」を守って元気に生きる秘訣がつまった本書。
ご自身はもちろん、ご家族の健やかな毎日のために、お役に立つこと請け合いです。

目次より

◎胃には「顔つき」がある
◎鍵は「胃の上部」にあり。生命力の源ホルモン「グレリン」を守れ
◎「糖質過多の食事」が逆流性食道炎の原因に!?
◎「内臓脂肪」が増えると逆流性食道炎になる理由
◎からだのあらゆる炎症は「胃が止まる」につながる
◎九死に一生を得る人は「栄養状態のいい人」だけ
◎誤嚥性肺炎につながる「口の衰え」を予防せよ
◎「心配なポリープ」「心配ないポリープ」どう見たらいい?
◎胃がんの原因の多くは「ピロリ菌」であることは間違いない
◎胃を全摘しないほうがよいこれだけの理由

著者紹介

北里大学医学部上部消化管外科学主任教授。北里大学医学部を卒業後、東京大学大学院医学系研究科修了。その間、ドイツ・ウルム大学や青梅市立総合病院外科などでも医師としての経験を積む。がん研究会有明病院に14年勤務、胃外科部長として日本トップクラスの手術症例数を執刀。「胃がん」における治療法の考案・手術方式の開発は数知れず、世界のスタンダードになっているものも多数。手術だけでなく、治療を支える「栄養」の重要性からがん研有明病院時代には「栄養管理部」を立ち上げ運営。2019年に北里大学医学部上部消化管外科学主任教授に就任後は上部消化管がんの手術に加え、医学部・栄養部合同の「栄養部」を開設、部長も兼任する。次世代ドクターと管理栄養士の指導に携わり、後進の育成に力を入れる。一般社団法人日本栄養治療学会の理事長や日本消化器外科学会の理事などを務める。


担当編集者より一言

北里大学病院では、比企先生と、比企先生が率いる「栄養部」の取材と撮影をさせていただき、よいお話をたくさん伺うことができました。比企先生は、外科部長でありながら、栄養部の部長も兼任し、「栄養」と「治療」の密接なつながりを研究・実践されるスーパードクター。北里大学病院の栄養部の皆さんと先生とで、入院患者さんたちの病院食を大改革、総入れ替えしたとのこと。当初は大変おいしくなかった病院食が、見違えるほどおいしくなったというエピソードがとても面白く、本書にしっかり盛り込ませていただきました。日本最大の医学会「日本栄養治療学会」の「病院食コンテスト」で準グランプリを受賞した、病院でも人気の病院食を、栄養部の皆さまがご家庭用にとアレンジしてくださったレシピも本書に掲載。栄養とは、長生きの必須とわかってはいたつもりが、外科治療にもここまで影響しているのか、と驚きでした。多くの方のお役に立ちますように。

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