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書籍の詳細

冥界転生

著者:眞邊明人

定価:1,760円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-4199-6 C0093
四六判並製 本文416ページ
2025年2月25日初版発行
在庫あり
2025.1.31.でホームページからの書籍の販売を終了いたしました。
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史上屈指の剣豪×最凶の謀略内閣×陰陽師の末裔
数奇な運命で集いし光と闇の異才が、激突する!

〈あらすじ〉
最強の陰陽師・安倍晴明の血を引く一族に生まれた女子高生、明知凛は日ごと大きくなる顔のあざに悩まされていた。政治家であり神主でもある父は、それは世に憎悪が渦巻き何かが起きる際に現れる「さらら姫」に関係すると言う。
 
時を同じくして、失政が続き内閣支持率は史上最低のなか貧困に喘ぐ国民の憎悪や怒りを一身に集める総理大臣のもとに、地獄の下にある冥界と地上界を結ぶ間道・将門の首塚を抜け出た平清盛が現れ、その体を乗っ取ってしまう。
 
清盛は生前の野望を果たすために「霊力」を集め、北条義時、井伊直弼など史上屈指の謀略に長けた傑物を冥界から次々呼び寄せることで、独裁者への道を突き進む。
その過程で、明知凛が冥界の者に敵対する陰陽師の力を持っていることが露見してしまう。さらに、数奇な運命で両者に繋がっていた宮本武蔵、柳生十兵衛、沖田総司、謎の陰陽師などが集い、激しい戦いが繰り広げられることに。
 
果たして憎悪や怒りといった人の想念から生じる「霊力」は、清盛と陰陽師のどちらに利するのか。歴代屈指の剣豪たちの勝負の行方は……。
 
 
映画化『もしも徳川家康が総理大臣になったら』、舞台化『もしも彼女が関ヶ原を戦ったら』著者による、歴史×政治×ミステリーの新感覚エンタテインメント最新作!


目次より

東京・永田町政変
第1章 東京・大手町怪異
第2章 東京・渋谷騒乱
第3章 大阪・御堂筋暴動
第4章 京都・山科結界

著者紹介

脚本家/演出家
1968年生まれ。同志社大学文学部卒。大日本印刷、吉本興業を経て独立。独自のコミュニケーションスキルを開発・体系化し、政治家のスピーチ指導や、一部上場企業を中心に年間100本近くのビジネス研修、組織改革プロジェクトに携わる。研修でのビジネスケーススタディを歴史の事象に喩えた話が人気を博す。また、演出家としてテレビ番組のプロデュースのほか、ロック、ダンス、プロレスを融合した「魔界」の脚本、総合演出を務める。尊敬する作家は柴田錬三郎。


担当編集者より一言

大ヒットし映画化も決まった『もしも徳川家康が総理大臣になったら』に続き『もしも彼女が関ヶ原を戦ったら』を担当させて頂き、次は何がいいかと話をしていた2023年。
映画「もし徳」公開時や、その後のマルチメディア化が実現した時期に刊行する新作について、いろいろな可能性を探るなか著者から頂いたアイデアが、AI最強内閣が政治改革する「もし徳」とは正反対の、謀略に長けた偉人たちの最凶内閣が政治を破壊していく物語でした。
読み手を選ぶ印象だったので、読者との接点について悩んだ結果、著者が十余年にわたり総合演出をしている舞台「魔界」が、陰陽師が登場する不思議な物語だったことに思い至り、その世界観を扱った歴史ダークファンタジーなら可能性があるかもしれない、と考え執筆を始めて頂きました。
歴史上の偉人たちのエピソードに現代日本の政治の問題を絡めつつ、山田風太郎先生の『魔界転生』をオマージュしたバトルエンタメ小説に仕上がっておりますので、歴史好きの方も若いダークファンタジー好きの方も、ぜひ、ご一読頂ければ幸いです!
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