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書籍の詳細

(文庫)妻が願った最期の「七日間」

著者:宮本英司

定価:990円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-6146-8 C0195
文庫判 本文160ページ
2024年2月25日初版発行
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愛する人との別れが教えてくれた、
「いま、このとき」をいつくしむことの大切さ

新聞の投稿欄に掲載後、SNSで大反響を呼びメディアでも数多く紹介され全国に感動の輪が広がった詩「七日間」と、その詩の源泉である「夫婦の愛」をつむぎ続けた宮本さんご夫妻の物語。
「何気ない普通の生活のありがたさ、生きていられることの幸せを感じさせてくれる」「涙がこぼれた」「いま生きていることの幸せに感謝です」……刊行直後から共感のメッセージが続々と届けられました。
ごく普通の日常の中に、ただ生きていく中に、身近な人とのいつもの時間の中に、気づかない「宝物」がこっそりと隠れていることを教えてくれる珠玉のノンフィクション。きっとあなたも、「自分にとっての七日間」に思いを馳せることでしょう。
ベストセラー、待望の文庫化です。

目次より

・詩「七日間」
・「七日間」ができあがるまで
・二人の物語
・夫婦について
・最後の返信(あとがきに代えて)


著者紹介

1947年、愛媛県生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、大手製パン会社に就職。72年、学生時代から付き合っていた容子さんと結婚。2児の父親となる。2018年1月19日、45年間連れ添ってきた妻が他界。生前に綴った詩「七日間」を新聞の投稿欄に応募したところ、掲載されて大反響となる。神奈川県在住。

担当編集者より一言

単行本のときにも読んだこの本、文庫化に際し読み直したら、また別の切なさとあたたかさがじんわりと胸の中に広がりました。18歳で出会って、奥様が先に旅立つまでの52年間、ずっとお互いを「いちばん大事な存在」として支えあってきたおふたり。本の中に流れるその時間は、本当に素敵で、キラキラと輝く宝物のようです。

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