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日本一短い手紙 一筆啓上、「家族」殿。
編者:福井県丸岡町/財団法人丸岡町文化振興事業団
定価:1,210円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-9637-8 C0095
四六判上製 本文190ページ
2005年4月15日初版発行
ISBN978-4-7631-9637-8 C0095
四六判上製 本文190ページ
2005年4月15日初版発行
お知らせ
現在、お取り扱いできない商品です。
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「空気のような存在だけど大切なひと」を
忘れてはいませんか?
家族に手紙を書いたことはありますか? 離れて住んでいるならともかく、同居の家族に手紙を書くのは、ちょっと気恥ずかしいことかもしれません。
本書は、毎年、「日本一短い手紙」を公募することで有名な福井県丸岡町が、「日本一小さな物語――『家族』との往復書簡」というテーマで集めた手紙を、作品集にまとめたものです。わずか二、三行の文面から伝わってくる、心温まるメッセージに触れてみてください。
【本文より】
息子から母へ
毎日ヨン様ヨン様って
言ってるけどさ、
たまには俺様のことを
気にかけてくれよ。
母から息子へ
ヨン様よりも
気にかけてるわよ。
いつまで経っても
お子様なんだから。
本書は、毎年、「日本一短い手紙」を公募することで有名な福井県丸岡町が、「日本一小さな物語――『家族』との往復書簡」というテーマで集めた手紙を、作品集にまとめたものです。わずか二、三行の文面から伝わってくる、心温まるメッセージに触れてみてください。
【本文より】
息子から母へ
毎日ヨン様ヨン様って
言ってるけどさ、
たまには俺様のことを
気にかけてくれよ。
母から息子へ
ヨン様よりも
気にかけてるわよ。
いつまで経っても
お子様なんだから。
担当編集者より一言
5歳の娘から、たまに携帯メールが届くことがあります。もちろん自分では打てないので、女房が代わりに打って送ってくれるわけです。それはそれでうれしいのですが、ある日のこと、夜遅く帰宅したら、テーブルの上に娘の自筆の走り書きが置いてありました。「ぱぱ、おかえりなさい。かえってきたらおこしてね」たしか、こんな内容だったように思います。べつにどうってことのない内容なのですが、クレヨンで書かれた、おぼえたてのたどたどしい字には、手書きの手紙でしか醸し出すことのできない味わいが漂っていました。(←親ばかでノロけてしまい、すみません。)本書には、149人の方々がそれぞれの家族に書かれた手紙と、その返事が載っています。手紙といっても、最大で35文字の「日本一短い手紙」です。編集作業中、原稿を読みながら、何度も胸が熱くなったことを告白しておきましょう。まったく知らない他人の家族への手紙(私信)なのに、なぜこんなに共感できるのだろうと、不思議な気持ちに包まれました。ページをめくるたびに、それぞれの人の人生のワンシーンに飛び込んでいける本です。
読者さまの声
改めて家族の良さを実感し、ほのぼのとした気持ちにさせていただきました。日頃は口に出して言えない本音が、35文字に詰まっていて、私も亡き主人に対して手紙を書いてみたい思いがしました。(広島県・女・56歳)
このような本を初めて読みました。短い文なのにそれぞれの思いが込められていて、心が和みました。「家族っていいなぁ」と改めて思いました。(千葉県・女・27歳)
毎月10名の方に抽選で図書カードをプレゼント