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書籍の詳細
ものは言いようで腹が立つ ――どうにも失礼な日本語

ものは言いようで腹が立つ
――どうにも失礼な日本語

著者:柴田謙介 /
監修者:岩淵 匡

定価:1,430円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-9675-0 C0030
四六判並製 本文220ページ
2005年11月10日初版発行
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こんな“うかつな日本語”、つい口にしていませんか?

「先生、ワラにもすがる思いでお願いに上がりました」
「おい、おい、私はワラか!?」……
人間関係にヒビが入りかけない、こんな不用意なひと言にご用心! 何しろ、言った本人は気づいていないし、言われた当人はいつまでも根にもったりして、始末が悪い。言葉はまさに「諸刃の剣」です。ほんのひと言で相手の心をしっかりつかむこともできれば、こちらに悪気がなくても、ささいな誤解で相手を深く傷つけてしまうこともあります。まさに言葉の使い方ひとつで、人間関係は大きく揺れるのです。本書は、相手にとても失礼になる日本語をあらゆる場面から取り上げ、その正しい使い方を示しています。日本人として知っておかなければならない言葉が満載の一冊。

◎「課長、今回ばかりは“猿も木から落ちる”でしたねぇ」
 「コラ、それを言うなら“弘法にも筆の誤り”だろっ!」
◎「さすが大先輩のアドバイス、とても参考になりました」
 「ふん、俺の意見なんて、どうせ参考程度だろうよ……」
◎「奥様は、まさに糟糠の妻でいらっしゃる」
 「ええ、ええ、貧乏暮らしが長くて、悪うございました!」 etc.

著者紹介

1956年、神戸市生まれ。東京大学経済学部を卒業後、全国紙記者、出版社勤務を経て、88年に独立。現在、出版プロダクション代表。長年、現代の日本語について調べ、とくに日常会話、ビジネス会話や電話、手紙、冠婚葬祭等での言葉づかいに造詣が深い。また、これまで執筆・編集活動を続けるなか、1000人近い人物をインタビュー。その鋭い人物観察眼を活かして『品のいい人、悪い人の振る舞い方』(小社刊)を著した。

監修者紹介

1937年、東京都生まれ。国語学者。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。教授として早稲田大学大学院教育学研究科、教育学部で教鞭をとる。全国大学国語国文学会理事。主な著書に『日本語文法』『日本語反省帳』などがある。

担当編集者より一言

原稿を読んでいて、「ええっ、これってまずかったの?」という誤解がけっこうあって、反省! ああ、思い出すのも恥ずかしい……。意外に職場の日常でも、たくさんあるのです。本書では、状況別に10章に分けて解説していますので、自分がどういう場面で失礼に当たる言葉を発しているかもすぐにわかります。一家に一冊、必携の虎の巻ですよ!
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