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半径１メートルの「売れる！」発想術

著者：吉川美樹

定価：1,430円（10％税込）
ISBN978-4-7631-9730-6 C0030
四六判並製　本文171ページ
2006年12月30日初版発行

お知らせ
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ふつうのアタマが、売れるアタマに大変身！
『通販生活』の「売れる商品」企画術を初公開！

１４０万人もの読者に支持されている『通販生活』は、ちょっとしたこだわりのある、異色の人気通販雑誌。その『通販生活』に載せるための新商品を開発し、ヒットメーカーとして活躍するのが、著者の吉川美樹氏です。『通販生活』を発行している「カタログハウス」の新商品開発部次長で、この道１１年、現役の敏腕商品開発プロデューサーなのです。
そんな吉川さん、実は、小学生の娘さんを育てるシングルマザー。仕事の時間は、平日朝９時半から夕方５時半まで。残業はせずにスパッと帰り、夕方から夜は家事にあけくれるという毎日。
なのに、ヒットメーカーになれたのは、どうして？
著者の答えは、「“ふだんの生活”をきちんと回しているから」。毎日の生活のささいな悩みからこそ、新しい商品の発想が生まれてくるといいます。つまり、自分から「半径１メートル」の生活に気を配るだけで、「売れる！」発想術のヒントは無限にあるのです。
たとえば、「台所のシンクの下がぐちゃぐちゃ」だとか、「冬、ストッキングやタイツを脱いだとき、静電気で猛烈にかゆくなる」とか……。そんな、「半径１メートル」の生活圏にヒントを得て生まれた＜実際の商品の発想法＞や、３５０点以上の新商品開発から導き出された＜売れる商品企画術＞を大公開。
本書を読めば、あなたも今日からヒットメーカーになれます！

目次より

◎毎日五つ、生活の不満を「ネタ帳」につける
◎曜日別にまったく違う人間になりきる
◎朝起きてからの動線を復習する
◎商品の「晴れ姿」をイメージする「人間拡声器」になる
◎チラシを見て「欲しいものランキング」をつける
◎頭の中に理想の一戸建てを建てる
◎おばさん的発想法をマスターして、「疑似おばさん」になる
◎「家にあったらいいな」を実現する　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほか

著者紹介

吉川美樹（よしかわ・みき）

商品開発プロデューサー。カタログハウス新商品開発部次長。
１９６７年、東京生まれ。日本獣医畜産大学獣医畜産学部卒業後、ペイントメーカーに就職。その後、目黒区消費者センター講師を経て、９５年にカタログハウスに入社。以来１１年間にわたって、通販雑誌『通販生活』で紹介するための新商品開発に携わり、数多くのヒット商品を生み出す。これまでにデビューさせた商品は３５０点以上、その活躍ぶりは情報ワイド番組でも放映された。小学生の娘を育てるシングルマザーでもある。

担当編集者より一言

「私の悩みは、誰かの悩みでもあるんですよ。だから、悩みに焦点を当てていくことが大事ですね」。目からウロコが落ちる思いがしたとは、まさにこのこと。これは、「ヒット商品をつくるヒントをひと言で教えてください」と私が図々しくも問うた際に、著者の吉川さんから返ってきた言葉である。自分がこれまで手がけた本を振り返ってみると、たしかに「売れた本」は、自分や女房やまわりの人が「いま悩んでいること」をヒントに企画したものだった。「悩み」は共感を呼ぶのだ。編集者というのは本当に幸せな職業で、本を一冊つくるたびに、いろんなことが勉強できるが（すぐに忘れてしまうことも多いが）、今回は同じ「ものづくり」に携わる人間として、とてつもなく大きなヒントをいただいた気がしている。