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書籍の詳細
腐ったバナナを捨てる法

腐ったバナナを捨てる法

著者:ダニエル・T・ドルービン /
訳者:小川敏子

定価:1,760円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-9768-9 C0030
四六判上製 本文211ページ
2007年12月15日初版発行
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「ダメなもの」を手放す勇気が、
人生を劇的に変えるのです。

「私の人生は何もかもが完璧、順風満帆で言うことありません」という人以外のすべての人には、人生がうまくいっていない理由があります。たいていは、その理由を知っていて、なんとかしようと日々がんばっているはず。でも、なんとかならない場合が多いのです。
あなたの人生をダメにしているものは、いったいなんでしょう?
ゴタゴタした人間関係、あるいは思い出したくないイヤな記憶、それともやめられない悪い癖や習慣でしょうか?
著者はそのようなものを、人生における「腐ったバナナ」と呼び、いつかどうにか改善できるだろうと前向きに考えているすべての人に「腐ったバナナは今すぐ捨てなさい」と説きます。
ダメなものには、理由などありません。ダメだから、ダメなのです。
そして、ダメなものは、何をどうやっても、ダメなままなのです。
そう、腐ったバナナが以前の新鮮なバナナに戻らないように。
人生には、時折、この「腐ったバナナ」が出現します。それは状況であったり、人であったり、様々です。そんなとき、そのバナナをすぐさま発見し、きっぱりと手放すことができれば、あなたはいつでも前向きになれ、身軽で幸福な人生が手に入るのです。
本書は、なぜかいつも同じ間違いを繰り返す人、わかっているのにやめられない人、気がついたときにはもう手遅れだったということが多い人、そして、自分はもっといい人生が送れるはずだと信じているすべての人のために書かれた本です。

目次より

持ち続ける価値のあるものと、腐っていて手放すものを知る
人生の大半は人間関係のよしあしで決まる
あらゆることが原因となり、原因が結果をつくる
人生はほんのわずかな瞬間ですべてが決まってしまうことがある
人は誰でもある種のハンディを負っている
人生の犯人探しをやめる
人生は「何を選ぶか」で決まる
あらゆる成功は「思い」から始まる
自分を好きになれば、自分を枠にはめるものから自由になれる
人は、自分が長い時間考えているものになる

著者紹介

フォース・ディメンション・マネジメント・コーポレーションの創設者。個人事業の経営指導・コンサルティング、企業向け講演・事業戦略に関するコンサルティングを専門とする。妻ローラとともにアリゾナ州ツーソンに在住。

訳者紹介

翻訳家。慶応義塾大学文学部英文科卒業。主な訳書に『今日は残りの人生の最初の日』(小社)、『フォレスト・ガンプ』(講談社)、『名探偵のコーヒーのいれ方』(ランダムハウス講談社)、『マーベリック・カンパニー』(日本経済新聞出版社)、『「話し方」の心理学』(日本経済新聞社)などがある。

担当編集者より一言

世の中には「ものが捨てられない人」というものが存在します。私もその一人です。おばあちゃんっ子で育ったせいか、とりあえずなんでもとっておく癖がついてしまいました。デパートの紙袋や包装紙、お菓子の箱についてきたリボン、コンビニのビニール袋などはもちろんのこと、バースデーケーキのおまけの小さいろうそく、折り詰めの中の緑色のバランなど。それから、「もったいない」がいきすぎて、大事にとっておいたあまりに賞味期限が過ぎてしまった食べ物の例もあります。「いつか使うだろう」「せっかくとっておいたんだし」あるいは、「まだ大丈夫」という悪しきキーワードがここには潜んでいるのですが、これらもまさに私にとっての「腐ったバナナ」であると、本書を読んで思いました。どうりで私の人生は(そして私の部屋もだ)、煩雑でゴタゴタしていて、よけいなものごとが多すぎたわけだと大反省。そういえば小社の社長もいつも言っていました。「ダメなものは、もうダメなんだ!」と。みなさんもこの本を読んで、この際ですから思い切って、自分の「腐ったバナナ」を捨ててはいかがでしょうか?
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