あきっぽく、始めては挫折するということの多かった私ですが、この本の中に書いてある、とある箇所を読んで、雷に打たれたようになりました。題して「一行で、あなたのやる気を一生保つ方法」。 それはどういうものかというと、紙とペンをもってきて、こう書くのです。「私が○○をするのは、~~になりたい（したい）からです」と書くこと。ダイエットをしているなら、「私がダイエットをするのは、きれいにやせて、自分に自信をもちたいからです」とか、あるいは中国語を勉強している人なら「私が中国語を勉強しているのは、将来、通訳の仕事について、中国のよさをもっとたくさんの人に知ってもらいたいからです」とか、書くわけです。それをすることで、どのように変化した自分を手に入れたいのか、これをいつも忘れないようにしておけば、やがてその「ほしかった未来の自分」が手に入るというわけです。そうか、私が禁酒できないのも、ダイエットなんてしようとすら思わないのも、早寝早起きがダメなのも、「なんのためにそれをするのか」ということが超アイマイだったからなんですね……。納得。この本を担当することになったのをきっかけに、ちょっと自分を見直そうと思った私でした。