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書籍の詳細

下を向いて生きよう。

著者:安田佳生

定価:1,320円 (10%税込)
ISBN978-4-7631-9796-2 C0030
四六判並製 本文158ページ
2007年11月20日初版発行
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『千円札は拾うな。』では見えなかった、
「一円玉」を拾う幸せを、著者が告白!

頑張って、頑張って、それでもうまくいかないときにどうするか。
それは、頑張るのをやめること。一度流れに身をまかせ、その流れを読むこと。

他者と自分をいろいろな点で比べながら、大きな野心とモチベーション、向上心で仕事のパフォーマンスを上げることは、もちろんある面では重要なこと。でも、いつも上を向いていると首は痛くなるし、足元はおぼつかない。そう、本当に幸せになろうと思うなら、ここらでひとつ、「下を向いて」生きてみませんか?
下を向いて生きるとは、大きな目標を持つことなく、小さく収まるということではありません。他人のルールに従ったり、他者と比較したりすることをやめ、自分に大きな自信をもって生きる。それが本書の「下を向いて生きる」ということ。
勉強が出来ない、暗い、モテない、想像力がない、逃げてしまう、うじうじしてしまう……人は誰でもその人なりのコンプレックス、「負」の部分を抱えて生きています。
著者である安田佳生氏はこう言います。「できるかできないかで言ったら、私は圧倒的に“できない世界”を歩んできた人間だ」と。幼少時代から現在に至るまでの、とにかく「出来の悪い」「ダメダメ」っぷりをさらけ出し、「見上げるのではなく、足元の小さな幸せを拾いあげることの大切さ」を述べています。

・給料はいくらが最も幸せか
・人生は九十九パーセントあとづけである
・こだわりはタイヤキの「はみ出た部分」
・「意志が強い」と「頑固」の紙一重
・「負けてもいい部分」を決めてしまう
・成功は九割が「運」と腹をくくる
・ジグソーパズルに額縁はいらない
・出世しなくても「ハマちゃん」は勝ち組
・夫をキムタクと比べてはいけない
・うじうじ生きるのがまっとうな人生

バランスのよい人生なんてつまらない。振れ幅の大きさが、人間の魅力と成長の“のびしろ”そのもの。今回は『千円札は拾うな。』から一見対極にある考え方に触れながら、その「両極の大切さ」を身にしみて感じることができます。
ときに吹き出し、ときにホロリとしてしまう異色のビジネス書。著者・安田氏のことがもっと身近に感じられる、驚きのエピソードに満ちた一冊です。

著者紹介

株式会社ワイキューブ代表。1965年大阪生まれ。18歳でアメリカに渡り、オレゴン州立大学で生物学を専攻。帰国後、リクルートでの営業職を経て、90年株式会社ワイキューブ設立。主に中小・ベンチャー企業を対象とした経営戦略立案、人材・営業コンサルティング事業を展開している。独自の手法による戦略立案と、それに基づいたツール製作、コンサルティングサービスの提供により、多くのクライアント企業の業績アップを実現。その確かなノウハウが、経営者やビジネスマン、そして学生からの絶大な支持を集めている。著書『千円札は拾うな。』『採用の超プロが教える できる人できない人』『採用の超プロが教える 仕事の選び方人生の選び方』『採用の超プロが教える 伸ばす社長つぶす社長』(小社刊)はいずれもベストセラーで、累計70万部を突破している。

担当編集者より一言

「書いてしまいました、ぜんぶ」――そんな内容です。頑張りすぎた人、また頑張っているけどうまくいかない人はとくに読んでほしい一冊。思わず笑ってしまう話から、ぐっとくる話まで、包み隠さず書かれたエピソードの隙間から、人生に大切な考え方が見えてくる、そんな本になりました。誰だって、調子のいいときもあれば不調のときだってあるのは当然のこと。『千円札は拾うな。』が前向きな、好調なときに読む本だとしたら、この本は思わず立ち止まったとき、ちょっと調子悪いなぁというときに読む本。社会人として幸せに生きるために必要な考え方が満載です!

読者さまの声

題名につられて買ったのですが、非常に読みやすく、心に残る文章もたくさん書かれていたので良かったです。安田佳生さんの本を他にも読んでみたいです。(滋賀県・学生・男性・23歳)

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