「もし今日と同じ日が明日もう一度用意されていたとしても、私は今日とまったく同じ過ごし方をする」。渡邉社長がこれまで伝えてこられた数々のメッセージの中からこの言葉を見つけたとき、僕は全身に鳥肌が立つのを感じました。もちろん他のメッセージも素晴らしいものばかりで、ひとつひとつに感動していたのですが、この言葉に出合ったときの衝撃は特に際だっていました。明日もう一度今日をやり直せるなら――それなら、「今日よりももっと楽しくしよう」「今日できなかったから明日はきっと……」などと考えてしまうのが、おそらく一般的な考え方ではないでしょうか。しかし、渡邉社長は迷うことなく「今日と同じ過ごし方をする」と断言される。それだけ一日、一分、一秒、という人生の瞬間瞬間を、真剣に、濃密に、後悔の余地を残すことなく過ごしているのだな、と、このひと言を受けて強烈に実感しました。このメッセージに表れるような生きるうえでの本当の「強さ」、そのヒントが随所に散りばめられたまさに“決定版”と呼ぶにふさわしい一冊です。ぜひご覧ください！