『人生をひらく不思議な１００物語』（大島ケンスケ・著）



●本書を読みおわってから、この音声を聴きながら瞑想をするのがおすすめです。
●「0瞑想」とは、意識をゼロポイントに戻し、「いまここ」で生きる感覚を思い出すための瞑想です。
●習慣にしていただくことで、意識の目覚めを体感していただけるよう作成しています。

 

■著者からの瞑想法の紹介

本書『人生をひらく不思議な１００物語』を読んで、
不思議な気持ちになったら、そのまま不思議な感覚を開きましょう。

そのためのポイントは、「0（ゼロ）」になることです。

仕事をしたり、家庭の中にいたり、それぞれの役割を離れ、
何者でもない自分になってみましょう。

まず、リラックスして座ってください。
座り方は、椅子でも、あぐらでも、
ご自身のくつろげる座り方でけっこうです。

できたら、静かな場所で、そうでなければ、
イヤホンかヘッドホンをして聴いてみましょう。
音楽を聴きながら、深呼吸をして、目を閉じます。

呼吸を、ただ感じてみます。いま感じている、
体の感覚ーー座ってるお尻や足の感触や、
空気が肌に触れる感触を、ただただ感じてみる。

感覚に意識を向けることで、思考の波に飲まれている自分から、
ほんの少しだけ離れることができます。
それが「いまここ」にいる自分です。
過去（記憶）でも未来（予定）でもなく、いまにいる自分。

そのとき、あなたは、目に見えない不思議な世界と、
この現実に生きる世界の、入り口に立っているのです。

しばらくの間、何者でもない自分に浸り、身をゆだねてください。
誘導の声や、音楽に、身を預け、感覚の海に浸ってください。
たった数分間そうしているだけで、
あなたは知らず知らずのうちに、いままで見えなかった世界へ、
足を踏み入れることでしょう。
　
７分弱で、誘導と、音楽は終わります。
終わったら目を閉じたまま一度深呼吸をして、
手足の先から少しずつ動かし、体をほぐしてから、
目を開けて活動の世界に戻ってください。

この心静かな数分間が、
あなたに真の豊かさをもたらしますよう、
祈っています。

大島ケンスケ

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