「仕事も人生もABCが大事」と著者は説きます。
どういうことかというと、ABCは本書のタイトルの頭文字で、Aはあたりまえのこと、Bはバカになること、Cはちゃんとやることを意味しています。
そして、ABCを実践している人は、運がよくなり、人生がうまくいき、幸せになれるというのです。
たとえば掃除一つをとっても、誰にも負けないくらい、来る日も来る日も同じ場所を徹底的にやる。あたりまえのことを、バカになって、ちゃんとやることで、これまで見えなかったものが見え、気づけなかったことに気づけるようになると、著者は力説します。
本書は、いま人気の経営コンサルタントが一番書きたかったことの、まさに集大成といえる一冊。
激動の時代を生き抜くための座右の書ともなりうる作品をじっくりと味わってください。
【目次より】
*考え方こそがその人の地位をつくりあげる
*三時間の努力を惜しむ人は一生損をする
*自分で選んだわけではない仕事こそ、ちゃんとやる
*人は理屈では動かない、気持ちで動く
*散歩のついでに富士山に登った人はいない
*実戦なくして人は磨かれず、本質なくして人は伸びない
*一年に三六五回、人生を振り返る人になる
*小さな意思決定にこそ徹底的にこだわりなさい