この10年のあいだ、ちょっとした体調不良に悩む人がとても増えています。
たとえば以下のような症状です。頭痛、めまい、自律神経失調症、パニック障害、うつ症状、更年期障害、慢性疲労、ドライアイ、多汗症、胃の痛み、ドライマウス、思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しばしば「不定愁訴」と呼ばれる症状です。がんや脳梗塞などのように大きな病気ではないためついつい軽視しがちですが、これらはすべて「原因不明」の病気です。
そのため、通院してもなかなか治せず、何年も悩まされ、健康な毎日を過ごせない人がたくさんいるのです。しかし、これらの病気の原因と治療法を、30年もの研究によって「首」にあると発見したのが、脳神経外科の権威・松井孝嘉先生です。首にいい習慣と悪い習慣、首のストレッチ、また、多く寄せられる悩みや改善ポイントを、本書では丁寧に紹介しています。
この一冊だけで体調不良にならない体になる、まさに「健康の入門書」といえる一冊です。